学校案内
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学校の概要
1 学校の名称
共益法人 フランクフルト日本人国際学校
Japanische Internationale Schule Frankfurt am Main e.V.
2 学校設立の趣旨
本校はフランクフルト及びその周辺に居住する日本及びその他の国籍を有する子女に対し、日本語による一貫した初等、中等教育をほどこすことを目的として設立されました。しかし本校は同時に子女がドイツで生活しているという事実を重視し、子女にドイツ語を履修させるほか、進んで現地の社会や文化に関心を示す指導を志向しています。
3 学校の沿革
1960年代から1970年代にかけての日本企業の急速な海外進出に伴い、フランクフルト市でも1969年12月より国語の授業を中心とする補習授業が行われ始めました。当時は23名の児童・生徒と3名の講師による複式授業でしたが、その後子女の数は増加の一途をたどり、1976年には児童・生徒数が100名を超え、幼稚部から小学部、中学部まで全学年のクラス担任制が実現しました。その後1978年4月にはフランクフルト日本人会の努力により、補習校は現地法人化され公益法人となりました。1979年4月に日本政府の派遣教員が着任して上級学年の週2回授業も行われるようになり、1980年度には在籍児童・生徒数は200名を超えるに至りました。こうして大型補習校に発展した状況下で全日制日本人学校設立の声が高まり、1981年夏に全日制設立準備委員会が発足しました。その後4年間に及ぶ本国政府への要請の結果、1984年12月に全日制日本人学校設立の許可が下り、1985年4月にフランクフルト日本人国際学校が開校しました。
4 本校の性格
本校は日本の学校教育法施行規則第24条とその2(小学校に関して)及び第54条とその2(中学校に関して)に規定する教育過程に相当する過程を有する在外教育施設として認定されています。また現地フランクフルトにおいては、ヘッセン州私立学校法第12条第1項と第2項(Hessisches Privatschulgesetz 12, (1)und (2))に基づいてErgaenzungsschuleとしての地位を公認されています。そして本校は日本企業の寄付によって設立され、共益法人であるフランクフルト日本人国際学校理事会が運営にあたっています。
5 学校の運営
共益法人フランクフルト日本人国際学校は、当法人の定款第7条から第11条で定めるところにより理事(含学校長)、事務局長、評議員、監事及び会員から成り立ち、その運営は会員総会で選ばれた理事若干名を中心に行われます。また運営費は入会寄付金、授業料、入学金、日本政府の補助金及び海外子女教育振興財団の補助等によりまかなわれます。
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