フランクフルト日本人国際学校 JISF

理事長挨拶





フランクフルト・アム・マイン市は、中世より交通の要衝として栄えてきました。年間100万人を超える日独間の往来を支える世界最大級のハブ空港や欧州最大級のメッセ会場を擁し、欧州中央銀行本部もあるなど、現在もビジネスにおいて重要な役割を担っています。
そのような地理的重要性からフランクフルト市及び近郊には数多くの日系企業が進出しています。
子女教育の観点から日本人学校設立の要望は非常に強く、日本政府及び市当局の認定を受けて1985年4月に共益法人フランクフルト日本人国際学校が誕生しました。

フランクフルト日本人国際学校では、3つの柱を経営方針としています。1つは、いずれ日本に帰国される子供たちが確かな学力を身につける場所となる事です。
次に、「グローバル化」や「多様性」が重要視される時代において、成長の一時期をドイツの文化や学校と積極的に関わる事を通じて子供たちが新しい感性を磨ける場所となる事です。
最後に、保護者の皆様に安心していただける場所となる事です。
本校の様々な活動を通じて、自ら考え行動できる人物、他人を思いやり、他人に感謝する心を持てる人物、そして、共に生き抜く力を持てるような人物が育っていく事を願っております。

 本校理事会は、このような経営方針が円滑に遂行できるように、学校運営者の皆様、及び保護者の皆様との協力を深めて参りますので、今後も皆様のご理解をお願い申し上げます。

 最後に、本校を財政面、ならびに運営面でご支援いただいている在フランクフルト総領事館、関係機関、ならびに法人・個人会員の皆さまに心より御礼申し上げます。

共益法人フランクフルト日本人国際学校理事会
理事長 井上 淳